栃木県内のtoto助成事例

  • 人工芝グラウンドの活動拠点整備 総合型地域スポーツクラブ活動助成 ●矢板市・NPO法人たかはら那須スポーツクラブ

    関東サッカーリーグ1部所属で、日本フットボールリーグ(JFL)入りを目指す「ヴェルフェたかはら那須」を運営する「NPO法人たかはら那須スポーツクラブ」(大森崇由理事長)。雄大な高原山と那須岳を象徴として、クラブ運営を進めています。5月には、スポーツ振興くじ(toto)助成を受けて、矢板市内に活動拠点施設「ヴェルフェフィールド」を整備しました。
    敷地面積約5千平方メートルのうち人工芝のグラウンドは2315平方メートル。フットサル用コート2面分を確保し、ナイター設備も整えました。
    クラブの会員は現在約160人。トップチームのほか、中学校、小学校や女子などのチームが定期的にグラウンドで汗を流しています。また幼稚園、保育園児を対象としたキッズスクールも開催しています。
    トップチームのメンバーで事務局も務める山本武則さんは「これまで練習場を求めてグラウンドを転々としてきました。拠点施設ができたのはチームにとって大きなプラス」と話し、「人工芝グラウンドを持っているクラブはそう多くないので、子どもたちもうれしいと思います」と目を細めています。

  • フットサルコート2面分の人工芝グラウンド
    フットサルコート2面分の人工芝グラウンド

    ドリブル練習を繰り返す子どもたち
    ドリブル練習を繰り返す子どもたち

  • 世代を超えフットサルで交流 地域スポーツ施設整備助成 ●鹿沼市・粟野総合運動公園フットサル専用コート

    「市民ひとり1スポーツ運動」を進める鹿沼市は、多くの市民にスポーツに親しんでもらおうと施設の整備を積極的に進めています。4月29日、スポーツ振興くじ(toto)助成を受けて、市内で2カ所目のフットサルコートが口粟野の「粟野総合運動公園」に完成しました。
    全面人工芝で、芝面積は1260平方メートル、コートは縦38メートル、横20メートルと規格にも適合。ロングパイルの芝を採用し深さ3センチまでゴムチップが充填(じゅうてん)され、転倒時のケガを軽減できる点が特徴です。同市スポーツ振興課の湯澤紀之係長は、「粟野の運動公園は、豊かな自然環境に恵まれ、さわやかに汗を流すには最適」と言います。また照明も完備され夜9時まで利用可能になりました。

    粟野地区は、元Jリーガー黒崎久志さんを輩出するなど、サッカーが盛んです。同市サッカー協会副会長で口粟野在住の北岡敏行さんは、「粟野にとって待望のコート。地域づくりは、まずスポーツからです。フットサルは世代間の差を気にせず気軽に楽しめますし、大いに役立てていきたいですね」と意欲満々でした。

  • ナイター照明の下フットサルで汗を流す市民
    ナイター照明の下フットサルで汗を流す市民

    豊かな自然に囲まれたフットサルコート
    豊かな自然に囲まれたフットサルコート