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与那原町が管理する東浜多目的広場は、昨年8月にスポーツ振興くじ(toto)助成を受けて芝生化した。青々としたグラウンドには毎週末、サッカーやグラウンドゴルフを楽しむ人々の声が響き渡る。
町が芝生化を検討した大きな理由は「赤土」。
海と面する同町では風にさらされるエリアが多い。これまで多目的広場は土のグラウンドで、近隣の住宅に砂がこびりつくことが多く、住民の負担となっていた。芝生化することで、土が大量に舞うことはなくなり、強風の日の不安が和らいだ。「けが抑え快適プレー」 スポーツ愛好者に好評
芝生化は競技中のけがの可能性が低くなる事も大きなメリットだ。
足が接地するときのショックが土よりも柔らかいため、膝や腰などへの負担が少なく、転倒してもけがのリスクが抑えられると、使用者から好評を得ている。
本島南部の市町村のサッカー愛好家でつくる「レキオス首里」もグラウンド愛用チームの一つ。主将の古我知篤さん(58)は「芝でのプレーは何より気持ちがいい。町が管理しているので使用料も安く感謝です」と笑う。
町の窓口として、さまざまなチームの申し込みに対応する宮城結さんは「芝生化で使用の問い合わせが増えました。赤土対応と競技環境の向上にもつながり、一挙両得です」と語った。 -
芝生化され、町内外のスポーツ愛好家から好評の東浜多目的広場
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ナスクは平成10年に発足し、20年にNPO化。今帰仁村総合運動公園の体育館、グラウンド、プールなどの施設をフル活用し多種多様な教室を常設している総合型地域スポーツクラブだ。フットサルからアクアエクササイズなど、保育園児から高齢者までが年間を通してスポーツを楽しんでいる。
スポーツ振興くじ(toto)助成を受けて今年で5年目。常駐スタッフ2人を増員できた事とパンフレットなど広報活動の充実化ができた事が大きな恩恵だ。教室だけでなく、季節ごとのイベントには県内外から参加があり好評。伊禮正昭理事長は「村と村体協という土台の上で成り立ってきたクラブ。toto助成でさらに活動に幅が出た」と喜ぶ。チームプレーを満喫 放課後がより楽しく
フットサルと複数の競技を楽しむ「スポーツチャレンジ」の2教室に通う地元、天底小学校4年生の玉城志琉君は、充実した放課後を送っている。児童数の関係で、なかなか学校ではできない団体競技が特にお気に入りだ。「ここだと他の小学校の友だちもできるし、人数も多いからチームもすぐつくれる」と、笑顔で話した。
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スポーツチャレンジ教室でディスクゴルフを楽しむ児童たち