-
総合型地域スポーツクラブ「NPO法人川添なのはなクラブ」(児玉隆成会長)は、健康で夢と生きがいを持った暮らしと、地域の活力づくりを目的に2007年設立された。大分市川添小学校校区の全世帯6500人と校区外の特別会員をメンバーとしている。子ども対象の五つのスポーツ少年団に約120人。大人向けは六つのスポーツクラブと和太鼓など文化クラブに、約600人が登録している。他にも、野菜を直売する「アグリー部」などの個性的な活動がある。
また、サッカー少年団に所属しているキャプテン佐藤壮馬君(小学6年)は「クラブは楽しい。将来はプロになりたい」と目を輝かせた。助成を受けたバスで神戸の野球大会遠征
クラブの活動にはスポーツ振興くじ(toto)助成を受け購入したバスが大活躍している。児玉会長は「先日、神戸であった還暦野球大会にバスで行きました」。岩本とみ代マネジャーと岩崎ゆかりサブマネジャーは「totoの助成金のおかげでクラブは、とても助かっています」と、話す。スポーツを通じた地域づくりに役立っている。
-
助成を受け購入したバスが大活躍している
-
杵築市山香町のスポーツ合宿施設「上村の郷」は4月、廃校となった旧上中学校を利用してオープンした。過疎の進む地域に元気を呼ぶ施設として再利用したい、との地元住民の要望を受け同市が整備した。
教室を宿泊できる施設に改修。合宿棟も設けた。スポーツ振興くじ(toto)助成を受け、土のグラウンドは全面天然芝に生まれ変わった。
ジュニアのスポーツ選手にとって、天然芝の上でプレーできる機会は貴重。早速合宿をしたサッカーのユースチームの選手からは「芝生は楽しい。最高!」と声があがった。地域のスポーツ大会 今年から芝生の上で
サッカー以外でも、地元のグラウンドゴルフ団体が6月から毎週月曜日に練習で利用。また、芝で脚に負担が少ないと、駅伝チームの合宿も予定されている。
指定管理者となっているNPO法人上村の里の緒方袈裟昭理事長は「地区のスポーツ大会も今年から芝生の上でできる。たくさんの人に利用してもらって地域の活性化につながってほしい」と期待している。 -
青空の下、緑の芝の上でのびのびプレー