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子どもたちの教室を開催し底辺を広げる
平成8年に整備された日高村総合運動公園のテニスコートは、人気のある施設で、利用率が高いものの、開園当初から張っていた人工芝の耐用年数が過ぎ、芝はすり減り、手作業で補修を繰り返し、利用者から不満の声も上がっていました。
そこで、スポーツ振興くじ(toto)助成を受け、平成21年6月にテニスコートの人工芝の全面張替えをしました。新しい人工芝は「コートに立ったときの足の感触が違う」「きれいなコートでプレーすると気持ちがいい」と、利用者には大好評です。
また、人工芝が新しくなったことをきっかけに、総合型地域スポーツクラブの「ひだか茂平クラブ」が小学生を中心としたテニス初心者教室を開催。テニス人口の底辺を広げる取り組みが、徐々に広がっています。
日高村教育委員会の前田修平さんは、「テニスを楽しむ子どもたちが増えて、将来はオリンピック選手がこの村から出てくれれば」と、新しくなったテニスコートに期待を寄せるとともに、夢を語ってくれました。 -
新しい人工芝でテニス人工の拡大を
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教室や大会を充実させ会員を増やしていく
子どもから高齢者まで、誰もが気軽にスポーツを楽しみ、世代間の交流や健康づくり、スポーツ人口の増加を目指し、スポーツ振興くじ(toto)助成を受け、平成15年に設立準備委員会を立ち上げ、平成16年にNPO法人すさきスポーツクラブは活動をスタート。現在は1年を通じてさまざまなスポーツ教室やスポーツ大会、イベントなどを実施しています。
クラブでは、高校生以下1500円、一般3600円の年会費プラス保険料で、どの教室にも自由に参加できます。この年会費は教室で使用する道具やイベントでの景品などに使われていて、スタッフの人件費や、各教室の指導者に対する謝金には、toto助成が大いに役立っています。
目標は、会員を増やして、自立したクラブの運営ができること。「指導者を充実させ、楽しい教室を開催して、入会してくれている会員を大事にして、つながりを広げていきたい」と、事務局の佐竹ゆかりさん、橋本真記さんは口をそろえて熱く語ってくれました。 -
さまざまな教室が交流や健康づくりに役立つ