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安芸高田市吉田サッカー公園は、サッカーJ1サンフレッチェ広島の練習拠点です。サッカーを中心とした多彩な競技が楽しめる生涯スポーツ拠点として、1998年に完成しました。
総面積は30ヘクタール。天然芝2面と人工芝のグラウンド1面を完備し、トレーニングルームを備えた管理棟、夜間照明などの設備も充実しています。サンフレッチェ広島の選手に加え、キッズチームの練習やフットサル、グラウンドゴルフの大会など年間約4万人が利用。プロ選手と子どもたちが交流する「ふれあいサッカーフェスティバル」は、県内外から毎年400人以上が参加する人気イベントです。「転んでも平気」 利用者に喜びの声
市は2010年、すり減った人工芝の全面張り替え工事をスポーツ振興くじ(toto)助成を受けて実施しました。公園事務所の増長慧所長は「管理しやすく、最近の人工芝はクッション性も高い。利用者から『転んでも怖くない』と好評です」と笑顔。幼児からアスリートまで、多彩な利用に対応できる環境が整っています。
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人工芝のグラウンドでサッカーを楽しむ地元園児たち
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竹原市の総合型地域スポーツクラブ「バンブースポーツクラブ」は、誰もがスポーツに親しめる健康あふれる地域づくりをと、市民の力で2004年に設立されました。
体育館やテニスコートのある市総合公園「バンブー・ジョイ・ハイランド」を主な拠点に、サッカーやテニス、剣道、ソフトバレーなど計25種目を展開。幼児から80歳代の会員約400人が所属し、「汗を流してリフレッシュできる」「いろんな人と交流できる」とスポーツを通じたコミュニケーションを楽しんでいます。
イベントも盛んです。会員以外も参加できる運動会はことしで4回目。竹とんぼ大会やスポーツを交えた婚活会など新企画も予定しています。種目の枠越え 会員の連携図りたい
「種目の枠を越え、より会員同士がつながるクラブにしたい」とクラブマネージャーの沖本千奈津さん。スポーツ振興くじ(toto)助成金はスポーツ用品の購入や毎月の広報誌を発行することなどに役立てられています。会員数をさらに増やし、オリンピックなどで活躍するアスリートを育てるのが今後の目標です。
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和気あいあいと練習する、ソフトバレーのメンバー