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ファジアーノ岡山のJ1昇格を後押し
神崎山公園陸上競技場(岡山市東区)は1999年に開場した、岡山市が整備した初の第三種公認陸上競技場。インフィールドは2006年から、サッカーJ2ファジアーノ岡山なども練習場として使用している。
スポーツ振興くじ(toto)助成を受けた同競技場では、インフィールド約7千平方メートルで、状態の悪くなった和芝(エルトロ系)を成長が早く状態のリカバリーが容易な洋芝(ティフトン系)に張り替えた。
岡山市の市民局スポーツ振興課・菅野賢郎課長補佐は「全国のサッカー場の芝はティフトンが主流。ファジアーノに各地のスタジアムと同じコンディションで練習してもらうことで、少しでもJ1昇格を目指すチームの応援になればと考えた。また、将来的に県内サッカーチームや他の陸上競技で使用されるようになれば、さらに岡山のスポーツ振興に大きな力となってくれると期待している。toto助成は応募から実施までが迅速で、素早い対応に感激した」と話している。 -
洋芝導入でJリーガーの要求に耐えるコンディションを獲得
ファジアーノ岡山が練習に使用
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会員のアイデア生かし多種多様な教室やサークル
「みんなで楽しく!」を合言葉に2005年、地域住民の手でつくられた総合型地域スポーツクラブ・柵原星の里スポレク倶楽部(愛称・スポレク柵原)。スポーツ振興くじ(toto)助成を受け、子どもからお年寄りまでが気軽にスポーツを楽しめる環境づくりに努めている。会員らのアイデアを反映してつくられた教室・サークルは多種多様。自分たちにあったリズムで活動が継続できるように工夫を重ねてきた。また、どろんこ運動会やキャンプなどのイベントも繰り広げ、会員以外の地域住民も楽しめると好評だ。表田実典代表は「スポーツを通して地域の絆が深まっている。地域のみんなでスポレク柵原を盛りたてていこうという機運の高まりを感じる」と話す。
常駐のマネジャー2人は、運営を支える大きな存在。ほとんどのスタッフは仕事を持ち、夕方からの参加が多い。しかし、常勤マネジャーが事務局にいることで、会員らが気軽に立ち寄り、教室の日程調整やイベント準備などがスムーズにいっているという。 -
田んぼでバレーボールなど楽しむ「どろんこ運動会」
スポレク柵原を支えるマネジャーたち