-
凹凸もなくなり、いつでも、安全に利用
近江八幡市立安土中学校は、6月には広々とした校地に千余本ほどの紫陽花が花を咲かせるほか、石庭和風の中庭には、茶室がある中学校です。平成23年、長年の使用で荒れの目立つテニスコートを、スポーツ振興くじ(toto)助成を受けて全天候型の砂入り人工芝コートに改修しました。
平日は近畿大会への出場実績もあるテニス部が部活動で主に使用し、休日は地域のスポーツ少年団等も使用しています。改修に合わせて、地域の社会体育の拠点施設として位置づけ、地域住民が気軽に利用できるように開放しています。
従来の土のコートに比べて、水はけがよく、多少の雨でも使用が可能なことから部活動にまい進する生徒にはとても好評です。また、コートが掘れたり、荒れたりしにくく、管理する側としても、けが等のリスクが減り、地域への開放がしやすくなりました。何より、安全面の効果が大きいです。これからも生徒の競技力向上と地域に根ざした生涯スポーツの拠点として活用してゆく予定です。 -
部活動に励む生徒たち
-
地域の中心で誰もが気軽にスポーツを楽しめる地域づくり
こうかサスケくらぶは地域に楽しいスポーツの機会を提供することをモットーに、教室を開催しています。「土曜日の子どもたちの居場所づくり」、「自らの健康は自らで」を念頭にジュニアの競技力向上だけではなく、より長期的、地域的な視点に立った総合型地域スポーツクラブを目指しています。年代を問わず、「気軽に参加できる」「参加して楽しかった」という声を多くかけてもらいます。
2008年からスポーツ振興くじ(toto)助成を受けており、他地域での勉強会や優良事例の視察が可能となり、全国的なつながりの中でクラブ運営のノウハウを積み重ねてきました。地域の10のスポーツクラブとともに共同事業を計画するなど、地域のスポーツ振興の中心的役割を担うようになりました。
また、開始当初は少人数で始まった教室も、toto助成により、継続的に教室を開催することで参加者を増やすことができるようになりました。底辺が拡大し初心者の会員だった人がスタッフとして活躍するなどの良い循環も生まれています。 -
バドミントン教室の様子。初心者でも楽しめるように必ず指導者がつく