京都府内のtoto助成事例

  • 海辺に広がる開放的な天然芝の校庭 地域スポーツ施設整備助成●網野北小学校

    外で遊ぶ子どもが明らかに増えました

    京丹後市立網野北小学校は、日本海に面し、松林を含む約4万平方メートルの校地を有する、自然に恵まれた小学校です。平成22年にスポーツ振興くじ(toto)助成を受けて屋外運動場を天然芝生化しました。
    体育の授業等での使用だけでなく、休み時間にも児童たちが裸足でかけまわったりするなど、従来の土のグラウンドであったときに比べて、外で遊ぶ機会が明らかに増えました。天然芝のグラウンドでは寝そべったり、前回りをしたりすることができるので、遊びの中で児童の体の動かし方、使い方の幅も広がってきました。また海辺の学校であるため風が強いのですが、潮風に砂ほこりが舞い上がることもなくなるなど、環境面でも良い影響がありました。
    グラウンドは地域にも開放していて、主に地元のサッカークラブなどが使用しています。また、一昨年には地域の町民運動会にも使用。地域住民の方からも「天然芝の上を走るのは気持ちが良い」「環境がよくなった」といった声をいただいています。

  • 天然芝の上を走り回る児童たち
    天然芝の上を走り回る児童たち

  • 誰もが気軽にスポーツを楽しめる場所 総合型地域スポーツクラブ活動助成●NPO法人  東宇治スポーツクラブ

    地域のスポーツ振興のネットワークが拡がる

    気軽に運動がしたい・気持ちよく汗を流したい・今まで運動したくてもなかなか出来なかった、といった方がスポーツを楽しめる場所を。東宇治スポーツクラブは地域交流の場所作りなど地域密着型のスポーツクラブとして誕生しました。宇治市内の公共施設を中心に、親子体操教室から中学生のホッケー部、シニア向けボウリング教室など、あらゆる年代に向けて20種類以上の教室を年間を通して開催しています。
    すべての教室に必ず指導者がつくので、高齢の方や運動の苦手な方、子どもを預けるご両親まで一人でも安心して参加できる、スポーツを通して友人ができるきっかけになった、という声をいただきます。また、種目を超えて、地域の指導者同士のネットワークができることで、地域全体の情報共有の場となっています。
    地元の大学生と連携して子どもが遊びの中で運動に親しむための教室なども開催しています。スポーツ振興くじ(toto)助成のおかげで、より地域に密着した事業が実施できるようになりました。

  • 親子体操教室では、親子で体を動かす楽しみを感じてもらう
    親子体操教室では、親子で体を動かす楽しみを感じてもらう