大阪府内のtoto助成事例

  • スポーツを通じた健康維持と憩い・交流の場 地域スポーツ施設整備助成 ●羽曳野市立健康ふれあいの郷グラウンド・ゴルフ場

    関西最大規模の3コース

    グラウンドゴルフは住宅街の空地や公園の片隅の狭い場所を想像していたが、ここを見たらそんなイメージが吹っ飛んだ。総面積1万4000平方メートル。3コース、24ホール。もともと丘陵地帯だったのでアップダウンに富み、樹木や池、噴水、小川まである。3700万円のスポーツ振興くじ(toto)助成を受けて増設が行われた。市教委スポーツ振興課の担当者は「おかげで関西屈指の施設がつくれました、神戸や奈良からも団体で来ていただいています」と誇らしげに言う。

    身体にやさしい天然芝使用

    建設目的はスポーツを通して憩い・交流の場を設けること。子どもやお年寄りに楽しんでもらい健康維持などに役立てようというわけだ。管理に手間と費用がかかる天然芝を採用しているのも、はだしで歩けたり、プレーヤーの足腰への負担を減らすため。年間利用者3万人。クラブハウスに笑い声が響いていた。週2回は来るという60代の女性は「プレー後のみんなとのおしゃべりが楽しみ」。ここは交流の場でもある。

  • 関西屈指のコースで、天然芝は利用者からも好評
    関西屈指のコースで、天然芝は利用者からも好評

  • 楽しいスポーツで楽しい仲間づくり 総合型地域スポーツクラブ活動助成 ●池の里クラブ(寝屋川市)

    廃校を利用して子どもと大人の交流の場に

    2歳の幼児からお年寄りまでバトミントン、ヨガ、剣道、幼児体操教室など多くのプログラムを開催している寝屋川市の池の里クラブ。年齢関係なく楽しみながらスポーツや文化活動を行い、心身ともに元気になり仲間づくりができる―という活動方針のもと、技術指導だけでなく、スポーツを通して挨拶や礼儀などの指導をし、人間づくりも大事にしている。幼児体操教室などのスポーツ教室は、抽選になるほどの人気だそう。
    クラブでは、スポーツ振興くじ(toto)助成を受けて、スポーツ用具などの充実を図っており、おかげで安全に活動できている。
    クラブが目指すのはスポーツを通じての世代間交流。誰もが好きなスポーツを選んで楽しめるスポーツバイキングイベントも盛況だ。

  • 幼児体操では、人間づくりにも重点をおく
    幼児体操では、人間づくりにも重点をおく