愛知県内のtoto助成事例

  • クオリティアップした陸上競技場 地域スポーツ施設整備助成 ●安城市陸上競技場

    安城市は、第五回国体開催で広まったソフトボールを中心に、スポーツ熱が高い地域。市の中心部には、体育館や野球場、テニスコートなどを備えた総面積20ヘクタールの総合運動公園があり、日本陸連公認二種の認定を受けた陸上競技場は、地域の陸上選手権大会も開催可能な施設です。
    2010年、市はスポーツ振興くじ(toto)助成を得て、傷みが目立っていた全天候型トラックの改修を実施し、加えて、アスリートが移動しやすいよう、スタンドとトラックの間に人工芝を敷いたり、観客がトラックに入らないよう周囲に柵を設けるなど、より利用者の目線に立った整備を行いました。

    休日には300人超の利用者

    本格的な陸上トラックを安価で体験できるとあって、学校部活動から中高年まで、さまざまなランナーたちがトレーニングに集います。時には、利用者が300人を超えることも。市スポーツ課長の早川雅己さんによると、「完成1年目にして、補修が必要な所も出てきました」とのこと。裏を返せば、それだけ地域のスポーツニーズに応える人気者です。

  • スポーツの多様な入り口づくり スポーツ団体スポーツ活動助成 ●公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団

    (公財)愛知県教育・スポーツ振興財団は、教育・文化の水準の向上とスポーツの普及を目的とする団体。スポーツの分野に関しては、さまざまな年代や志向に対応するため、スポーツ教室やイベント事業を展開し、気軽に運動できる機会を県民に提供しています。

    約7千人が参加するスポーツのお祭り

    スポーツ振興くじ(toto)助成を受けて開催する“ファミスポフェスタ”は、ウォーキングや卓球、ビームライフルなどのスポーツを体験できる県民の祭典(今年は11月23日開催)。昨年は地元のプロチームによるフットサルや野球のクリニックも開かれました。県民であれば無料で参加できる催しで、当日はのべ7千人を超える人々が愛知県体育館に集い、心地よい汗を流しました。
    「親子連れやお孫さんを連れた方の参加が多く見られました。スポーツを通じた世代交流の機会にもなったのでは」と事務局長の多田譲さん。
    フットサル大会(10月)などのイベントについても、toto助成を受けて開催予定。よりスポーツに親しみやすい多様な環境づくりを目指して、取り組んでいます。