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「いつでも、誰でも参加できるスポーツ環境づくり」を目指し、2007年に発足した中央市の玉穂総合スポーツクラブ。同クラブはスポーツ振興くじ(toto)助成を受け、充実したスポーツ環境を実現している。現在、6歳から84歳まで186人が所属し、中には3世代にわたって登録している会員もいる。玉穂ふれあい広場でサッカーとテニス、玉穂中学校でバドミントンの教室を定期的に開いているほか、高齢者が気軽に参加できるニュースポーツ教室も企画し、生涯スポーツを推進している。
クラブマネジャーの畑警吾さんは「親子が一緒に訪れ、子どもはサッカー、親はテニスで汗を流すなど、誰でも垣根なくスポーツに親しめることが総合型地域スポーツクラブの魅力です。玉穂総合スポーツクラブは、元Jリーガーなどトップレベルの指導者も教えているので、高度な技術を体感できる、夢のような世界を具現化しています」と話す。
スポーツ教室は好評で、継続して通う参加者が多く、子どもから大人までスポーツライフを満喫している。 -
元Jリーガーなどが指導するサッカー教室に参加する小中学生
熱心な指導が繰り広げられるテニス教室
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都留市の山間から、子どもたちの元気な声が響く。今年4月に供用開始となった都留市都市公園「玉川グラウンド」では、目にも鮮やかな人工芝の上で、今日も一生懸命にサッカーボールを追う子どもたちの姿があった。
スポーツ振興くじ(toto)助成を受け、国際サッカー連盟公認の全面人工芝に生まれ変わった同グラウンドは、広さが5000平方メートル。サッカーコート1面とフットサルコート2面を取ることができる広さだ。
市民の利用も順調に伸びており、市内三つのサッカースポーツ少年団をはじめ、市内のグラウンドゴルフの愛好団体らが朝から夜まで日々、爽やかな汗を流している。
同グラウンドを管轄する都留市教育委員会学びのまちづくり課の八代哲也さんは「人工芝の上で思い切りプレーしてみたいという夢が実現し、子どもたちも大喜びで走り回っています。公園は市民の憩いの場ともなっており、ウオーキングなどで公園を訪れる人たちもグラウンドに関心を持っている人が多く見受けられます。市のスポーツ振興に大きく貢献していると感じます」と話している。 -
子どもたちが伸び伸びと走り回る都留市都市公園「玉川グラウンド」