千葉県内のtoto助成事例

  • 生涯スポーツ振興とコミュニティーの場 地域スポーツ施設整備助成 ●市原市(加茂運動広場)

    市原市は、市民が日々の生活の一部としてスポーツを楽しみながら体力づくりができ、生涯スポーツの推進と地域コミュニティ活動の場として、今年4月に加茂運動広場を開設した。費用の一部は、スポーツ振興くじ(toto)助成を利用している。
    メインとなる多目的広場では天然芝を利用したサッカー、野球、ラグビー、陸上などの競技が可能であり、利用者は「芝生の状態も設備も申し分ない。自然も多くスポーツをする環境としては最高。家族みんなで楽しめる」と話す。

    自然の中でスポーツとレクを楽しむ

    多目的広場に隣接したミニ球技場も天然芝。フットサルやゲートボールなどは、天然芝の上で行える施設は少ない。特にグラウンドゴルフを行うお年寄りには「足への負担が少なく長時間プレーしても疲れない」と好評だ。
    施設の外周にはウォーキングやジョギングが楽しめる一周約500mの外周路があり、地域の子どもからお年寄りまで幅広い年齢の方が利用している。
    この施設内には、隣接する高滝ダムを一望できる展望広場もあり、週末は家族連れなどでにぎわっている。

  • 天然芝の上で元気にプレーする市民
    天然芝の上で元気にプレーする市民

  • 地元発のアスリートや指導者の育成環境をつくる 総合型地域スポーツクラブ活動助成 ●NPO法人 スポーツアカデミー

    NPO法人スポーツアカデミー(旭市)は、一人一人が生涯を通じてスポーツを親しみ、地域コミュニティづくりの推進による豊かな社会の実現を目的として設立された。その中でスポーツ振興くじ(toto)助成は、様々なスポーツ活動の実施に役立てられている。
    サッカーとバレーボールは、選手コースとサークルコースを選手自身が選択する。また、サッカーのジュニアユースチーム「FC・Crecer(エフシー・クレセール)」も設立された。元Jリーガーの鈴木和裕さんが指揮を執る。
    同アカデミーは関わりあいを重視し、選手・指導者の育成に力を入れる。指導者の平均年齢は20代前半で、現役の高校生コーチも在籍している。
    大場弘樹クラブマネジャーは「自ら考えて判断し、プレーできる選手を育成できる環境を作ることが大事。また、チーム出身者がコーチとして戻ることで、チームの発展につながる」と語る。

    クラブハウスを建設

    拠点となるクラブハウスが、こちらもtotoの助成を受けて、今秋開設する。中学校の必須科目となったダンス・キッズ体操を行うスタジオやミーティングルームなどを併設。平日は高齢者向けの基礎運動を行い、地域コミュニティの場として役立てていく。

  • 主催のサッカー大会での記念写真
    主催のサッカー大会での記念写真